動バランス調整
▼動バランス調整とは?
回転する部品(例:Vプーリー、インペラー、ファンなど)において、
質量の偏りによる振動や異常な負荷を防ぐための調整を行うことを
「動バランス調整」といいます。
▼動バランスが悪いと起こる問題
振動が発生 → 機械の寿命が短くなる
軸受けやベアリングの早期摩耗
異音や騒音の増加
高速回転時の精度低下
エネルギーロス(効率の低下)
▼動バランス調整の方法
試験機を用いた測定
動バランサー(バランシングマシン)に取り付けて回転させ、
振動の大きさや偏りを測定 。
調整方法
軽い部分に重りを追加(加重法):バランスウェイトを取り付ける。
重い部分を削る(除去法):機械加工で余分な質量を削る。
▼溶射加工と動バランスの関係
溶射後のバランス補正が必要になるケースもある。
溶射によって耐摩耗性や耐食性を付加しつつ、バランスも最適化できる。
Vプーリーのカスタム溶射において、動バランスを適切に調整すれば、
高速回転時の精度向上が可能 。