溶射
溶射とは?
溶射とは、部品表面に耐摩耗・耐食などの機能を持たせ、摩耗した部品の再生や長寿命化を可能にする表面改質技術です。
「捨てる前に、直して使う」
「表面を強くして、設備を長持ちさせる」
「新品交換だけが答えではありません」
「表面を強くして、設備を長持ちさせる」
「新品交換だけが答えではありません」
高耐久の耐摩耗皮膜を形成するHP-HVOF溶射、耐熱・絶縁など特殊機能に対応しやすいプラズマ溶射、補修や防食に適したワイヤー溶射、再溶融により強固な皮膜を形成する自溶性合金溶射により、部品の再生・長寿命化に対応します。
部品の使い方や傷み方に合わせて、最適な溶射方法を選べます。
当社では用途に応じて4種類の溶射を使い分け、部品の使い方や傷み方に合わせて、最適な溶射方法を選べます。
「摩耗に強くしたい」
「防食したい」
「高温に耐えさせたい」
「摩耗部を再生したい」 ・・・
そうした目的に応じて使い分けています。
材料選定から施工まで、長年培ってきた技術と経験で、 最適な方法をご提案します。
種類 | 技術 | 分類 | 用途 |
➀超硬溶射 | HP-HVOF | 高耐摩耗・高寿命 | ➡とにかく長持ちさせたい 摩耗に最も強い高寿命仕様 ・摩耗、摺動部向け (ピストンロッド、シャフト等) |
②プラズマ溶射 | PLASMA | 高機能・特殊用途 | ➡機能を持たせたい セラミックなどの特殊用途に対応 ・絶縁・耐熱・耐食等 ・特殊環境向け |
③ワイヤー溶射 | ガス | 補修・寸法復元 | ➡とにかく直したい 摩耗府の補修、寸法復元・再生 ・摩耗部の肉盛溶射 ・シャフト補修等 |
④自溶性合金溶射 | 一体化(自溶性合金+フュージング) | 高硬度・高密着 ※剥がれにくい重防食、高耐久 | ➡剥がれたら困る 母材と一体化する高耐久仕様 ・剥がれにくい ・厳しい環境向け |
当社の強み
同じ溶射でも、選び方で寿命は変わります。
当社では、
- 4種類の溶射を使い分け提案
- 過剰品質にならない設計
- 補修〜仕上げまで一貫対応
部品の使用環境や傷み方に応じて、最適な溶射方法をご提案します。
「最適なやり方を選べる」ことが最大の強みです。
新品交換だけに頼るのではなく、補修・再生という選択肢により、
コスト低減、納期短縮、設備寿命の延長に貢献します。
よくある改善例
- シャフト → 交換 → 溶射再生でコスト1/2
- 摩耗部 → 頻繁交換 → HVOFで寿命2倍
- 剥離トラブル → 自溶性合金で解決
溶射の特徴
溶射は、部品を捨てずに生かし表面性能を高めて寿命を延ばす技術です。
1. 摩耗した部品を再生できる
すり減った軸や部品を補修し、再び使えるようにできます。
新品交換よりコストを抑えられる場合があります。
2. 必要な部分だけ強くできる
部品全体を高価な材料にしなくても、傷みやすい表面だけを強くできます。
そのため、コストと性能のバランスが取りやすいです。
3. 寿命を延ばせる
摩耗、腐食、熱などに強い皮膜をつけることで、部品の使用寿命を延ばせます。
設備の停止や交換回数の低減にもつながります。
4. 溶接より熱影響を抑えやすい
母材を大きく溶かさず施工できるため、ひずみや変形を抑えやすいです。
補修用途にも向いています。
5. 新作より有利になる場合がある
とくに大型部品や特殊部品は、作り直すより補修のほうが早く、安く済むことが多く、納期短縮につながります。

❷プラズマ溶射
「高温部品や特殊機能に対応しやすい溶射」
金属だけでなく、セラミックなど幅広い材料に対応しやすい溶射です。
耐熱、絶縁、耐摩耗など、用途に応じて幅広く使えます。
❸ワイヤー溶射
「補修や防食・肉盛に適した、汎用性の高い溶射」
広い面積や防食用途、設備の再生・補修に向く溶射です。
❹自溶性合金溶射(フュージング)
「溶射後に溶かし込んで仕上げる、強い耐摩耗皮膜」
溶射したあとに再溶融して、強固な皮膜に仕上げる溶射です。
耐摩耗・耐食用途に強く、長寿命化に適しています。



