HP-HVOF溶射 VS 硬質クロムメッキ
HP-HVOF溶射 VS 硬質クロムメッキ
▼比較
項目 | HP-HVOF溶射 | 硬質クロムメッキ |
---|---|---|
皮膜厚さ | 0.数ミリ~数mm | 0.0数ミリ~0.数ミリ |
硬度 | WC-Co系でHV1300以上 | HV800~1000 |
耐摩耗性 | 高い(特にカーバイド系材料) | 高いが、溶射の方が優れる場合 が多い |
耐食性 | 高い(材料選定による) | クロム層にピンホールがあると 腐食の可能性あり |
密着性 | 高い | 高い |
熱影響 | 低い(基材がほぼ加熱されない) | 低い |
加工後の仕上げ | 研磨・ラッピングが必要 | 比較的滑らかに仕上がる |
環境規制 | 規制なし | 規制あり |
▼代替技術としてのHVOF溶射
最近、環境規制の影響で硬質クロムメッキの代替として
HVOF(高速度フレーム溶射) が注目されています。
特に、WC-Co溶射(タングステンカーバイド+コバルト)などは、硬質クロム
メッキ以上の耐摩耗性を発揮しつつ、環境負荷が低いため、様々な業界で採用が
進んでいます。
▼ HVOF溶射のメリット
✅ 硬質クロムメッキより 耐摩耗性・耐衝撃性が高い
✅ 硬度(HV1000以上)で、摩耗耐性が非常に高い
✅ 六価クロムを使用せず、環境負荷が低い
▼ まとめ
溶射と硬質クロムメッキは用途によって使い分けが必要ですが、
特に 高耐摩耗性・高耐久性が求められる場合は溶射の方が有利 です。
特に、Vプーリーやドリルビット、ナイフなどへのカスタム溶射加工を
検討する場合、溶射の方が適している 可能性が高い!