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溶射・溶接による再生・延命 共進サーフェーシング
摩耗・腐食した部品を、溶射・肉盛溶接で再生・延命!
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新品交換の前に、まずは補修という選択を!


2.溶射と肉盛溶接の違い

溶射と溶接肉盛の違いとは? 補修方法の特徴をわかりやすく解説

部品の摩耗補修や表面強化を考えるとき、よく比較されるのが溶射肉盛溶接です。


どちらも部品表面に材料を加えて補修や性能向上を図る方法ですが、仕組みや向いている用途には違いがあります。


肉盛溶接は、母材表面を溶かしながら肉盛材を溶着させる方法です。

比較的厚く盛ることができ、強固な補修が必要な場面で用いられます。
一方で、熱の入り方が大きいため、部品によってはひずみや材質変化に注意が必要です。


これに対して溶射は、材料を溶融または半溶融状態にして表面へ吹き付ける方法です。
母材そのものを大きく溶かすわけではないため、用途によっては熱影響を抑えやすいのが特長です。


また、耐摩耗、耐食、耐熱など、表面機能を持たせる目的にも向いています。

では、どう使い分ければよいのでしょうか。


一般的には、

厚肉の補修や強固な盛り量が必要な場合は肉盛溶接が検討されやすく、

・表面性能の向上や比較的低熱での補修、寸法再生には溶射が有効です。


たとえば、摩耗したシャフトの補修では、母材の変形をできるだけ抑えながら寸法回復したい場合、溶射が向くことがあります。
一方で、大きく削れた部分を厚く埋めたい場合には、肉盛溶接のほうが適しているケースもあります。


また、耐摩耗という点でも違いがあります。
肉盛溶接は盛った材料自体の性質で耐摩耗性を持たせますが、溶射は用途に応じて金属、サーメット、セラミックなど幅広い材料を使い分けられるため、表面機能を狙って設計しやすいという強みがあります。


大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく、部品の状態、必要な厚み、使用環境、求める性能に応じて選ぶことです。
補修方法の選定を誤ると、寿命やコストに大きく影響します。


溶射と溶接肉盛は、それぞれ得意分野が異なります。
部品の状態や使用環境に応じて、適した方法を選ぶことが重要です。