❹ METALLIZING溶射
METALLIZING(ワイヤー)溶射とは
酸素と可燃性ガスとの燃焼炎を用いてワイヤー状の金属系溶射材料を加熱し、溶融またはそれに近い状態にして素材に吹き付けて皮膜を形成する溶射です。
どんな母体の上にも、熱影響を与えることなく、どんな金属でも溶射肉盛が可能。
寸法回復や肉盛溶射、防錆溶射として使用されます。特徴
★基材に与える熱の影響が少なく、変形や歪みを起こし
にくい。
低温(100℃前後)での肉盛溶射が可能な為、基材に
熱影響を与えず、歪及組織変化を与えない。
★厚肉溶射が可能
★耐摩耗性の向上
★溶射被膜が多孔質である為、油保有性(潤滑性)に優れる。
特に摺動部の耐摩耗性に優れた被膜を形成します。